埼玉県は関東内陸の魅力的なポートレート撮影エリアです。小江戸川越の蔵造りの街並み、秩父の大自然と芝桜、荒川河川敷の広大な花畑、長瀞の渓谷と、都心から1〜2時間圏内に多彩なロケ地が揃っています。意外に知られていませんが、埼玉は花の撮影スポットの宝庫でもあります。本記事では埼玉のエリア別おすすめポートレート撮影スポット15選を紹介します。
埼玉でポートレート撮影をする魅力
埼玉の魅力は、都心からのアクセスが良い割に、ほっとした里山・農村の風景が広がることです。川越・行田・秩父などは歴史情緒あふれる街並みを持ち、昭和レトロ・和テイストのポートレートに最高の舞台を提供します。また、国営武蔵丘陵森林公園や昭和記念公園(東京との境)をはじめとする大型公園には、チューリップ・ポピー・コスモス・紅葉など季節の花が充実しています。人気観光地ほど混雑しない点も、ポートレート撮影者にとって魅力のひとつです。
川越エリアのおすすめスポット
「小江戸」の愛称で知られる川越は、江戸時代の蔵造りの街並みが今も残る関東有数の歴史都市です。
蔵造りの街並み(一番街)
黒漆喰の重厚な蔵造り商家が並ぶ一番街は、江戸情緒あふれるポートレートの定番スポット。着物・浴衣・和装ポートレートに特に人気があり、季節を問わず撮影者が集まります。早朝(8時前後)なら観光客が少なく、落ち着いた雰囲気の中で撮影可能。時の鐘・菓子屋横丁も合わせて回るのがおすすめです。
喜多院・中院
徳川家康と縁の深い喜多院は、境内に五百羅漢像が並ぶ独特の雰囲気を持つ寺院。春の桜(3月下旬〜4月)は川越随一の名所で、しだれ桜と蔵のコントラストが美しい。中院のしだれ桜・藤棚も穴場の撮影スポットとして知られます。拝観料300円。
氷川神社
縁結びで有名な川越氷川神社は、風鈴回廊(8月)・菊祭り(11月)・年縞オブジェなど、SNS映えするフォトスポットが充実。境内の参道に並ぶ絵馬トンネルは、独特の背景として人気があります。
秩父エリアのおすすめスポット
秩父は埼玉の奥座敷。自然と歴史が融合した、大人のポートレートロケ地として注目されています。
羊山公園(芝桜)
4月下旬〜5月上旬、約17.6万株の芝桜が丘を埋め尽くす羊山公園は、埼玉を代表する春の絶景スポット。ピンク・白・紫のグラデーションが広がる丘を背景にしたポートレートは、関東でもトップクラスの画力を誇ります。入場料500円(芝桜の時期のみ)。武甲山との組み合わせも絶景です。
長瀞渓谷・宝登山
荒川上流の長瀞渓谷は、岩畳と青い流れが美しい渓谷美のスポット。ライン下り船の乗船場から見る岩畳の風景は唯一無二。宝登山は春のロウバイ(1〜2月)、桜(4月)、ツツジ(5月)が有名で、ロープウェイで山頂まで上がれます。
秩父神社・秩父の街並み
関東屈指の歴史を誇る秩父神社は、精巧な彫刻で飾られた本殿が見どころ。街並みは昭和レトロな商店街が残り、古き良き日本の雰囲気でのポートレートに最適。秩父夜祭(12月)の時期は屋台・山車・夜祭の雰囲気の中での撮影が楽しめます。
大宮・さいたま市エリアのおすすめスポット
埼玉の中心都市・さいたま市周辺にも、意外と充実したポートレートスポットが点在しています。
武蔵一宮氷川神社
2400年以上の歴史を持つ大宮氷川神社は、約2kmに及ぶ参道ケヤキ並木が見事です。秋の紅葉(11月)には黄金に染まるケヤキ並木が圧巻のポートレート背景を作り出します。境内は広く、神橋や楼門を背景にした和風ポートレートにも人気があります。
見沼たんぼ・芝川周辺
さいたま市内に残る広大な緑地「見沼たんぼ」。春の菜の花・桜(4月)、夏の緑の田園風景、秋のコスモス(9〜10月)と、のどかな田園ポートレートが楽しめます。東京近郊でこれほど広大な農村風景が残っているのは珍しく、穴場の撮影スポットとして知られています。
熊谷・行田エリアのおすすめスポット
埼玉北部の熊谷・行田エリアは、知る人ぞ知る花の撮影スポットの宝庫です。
国営武蔵丘陵森林公園
東京ドーム65個分という広大な国営公園で、チューリップ(4月)・ポピー・ひまわり(8月)・コスモス(10月)・紅葉(11月)と季節の花が充実。ウッドデッキやサイクリングコースを背景にした撮影も楽しめます。入場料450円。昭和記念公園と並ぶ関東最高峰の花の公園です。
行田古代蓮の里
天然記念物「行田蓮(古代蓮)」が自生する池では、7〜8月に美しいピンクの蓮の花が咲き誇ります。朝8〜10時頃に開花するため、早朝撮影が必須。360度展望タワーからの田んぼアートも見どころで、田んぼの上空から見下ろすユニークな視点のポートレートも楽しめます。
熊谷桜堤
荒川沿い約2kmにわたる桜のトンネルが圧巻の熊谷桜堤。「日本三大桜名所」の一つとも言われ、4月上旬の満開時には見事なトンネルポートレートが撮れます。荒川の流れを背景にした自然な春のポートレートにも最適です。
季節別おすすめ撮影スポット
- 春(3〜5月):芝桜なら羊山公園、桜なら川越喜多院・熊谷桜堤。3月・4月・5月の記事も参照。
- 夏(6〜8月):蓮なら行田古代蓮の里、ひまわりなら森林公園。6月・7月・8月の記事も参照。
- 秋(9〜11月):コスモスなら武蔵丘陵森林公園、紅葉なら大宮氷川神社参道。9月・10月・11月の記事も参照。
- 冬(12〜2月):ロウバイなら宝登山、秩父夜祭なら秩父市街。12月・1月・2月の記事も参照。
埼玉でポートレート撮影をするときのコツ
川越は週末の観光客が非常に多く、蔵造り街並みの撮影は開店前の早朝(8時前)が狙い目です。秩父・長瀞へのアクセスは西武秩父線が便利で、東京から約1時間半。羊山公園の芝桜シーズン(4月末〜5月初)は特に混雑するため、平日撮影を強くおすすめします。埼玉は広大な花畑が多く、ドローン撮影可能エリアもありますが、事前の確認が必要です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 埼玉で着物・浴衣でポートレート撮影するのにおすすめの場所は?
川越の蔵造り街並み(一番街)が断然おすすめです。和装着付けサービスも川越市内に複数あり、着物レンタルから撮影まで一貫してサポートしてもらえます。喜多院の桜シーズンや氷川神社の参道も和装ポートレートに人気です。
Q2. 埼玉で春に行くべきポートレート撮影スポットは?
4月下旬〜5月上旬の羊山公園(芝桜)が最も画力が高くおすすめです。4月上旬なら熊谷桜堤(桜のトンネル)、4月中旬なら国営武蔵丘陵森林公園(チューリップ)が見頃を迎えます。春は埼玉が最も輝くシーズンです。
Q3. 秩父への日帰り撮影旅行のモデルコースは?
東京から西武池袋線・特急ラビューで約1時間20分で西武秩父駅着。午前中に羊山公園(芝桜)または秩父神社、午後に長瀞渓谷(ライン下り・岩畳)を回るのが定番コース。日帰りでも十分に撮影を楽しめます。
Q4. 埼玉で秋(紅葉)のポートレートを撮るなら?
長瀞の紅葉(11月上旬〜中旬)は岩畳と紅葉が重なる絶景で特におすすめ。大宮氷川神社の参道ケヤキ(11月中旬〜下旬)、国営武蔵丘陵森林公園の紅葉(11月中旬〜下旬)も見事です。


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