茨城県は、関東の中でも特にダイナミックな自然とスケール感あふれるポートレート撮影スポットを誇る県です。国営ひたち海浜公園のネモフィラ・コキア、偕楽園の梅、袋田の滝、涸沼・霞ヶ浦の広大な水辺と、他の関東県では味わえない圧倒的なスケールの背景が揃っています。本記事では茨城のエリア別おすすめポートレート撮影スポット15選を紹介します。
茨城でポートレート撮影をする魅力
茨城の最大の魅力は「スケール感」です。国営ひたち海浜公園の青一面のネモフィラの丘(約530万本)、秋のコキアの紅葉が丘を染め上げる光景は、関東どころか日本でも類を見ない圧倒的な規模。偕楽園の梅(約3000本)、霞ヶ浦の広大な湖面と利根川の風景など、「広大さ」を活かしたポートレートは茨城にしかできません。東京から常磐線特急で約1〜1.5時間でアクセスできるのも嬉しいポイント。
ひたちなか・水戸エリアのおすすめスポット
茨城の代表的な観光エリア。国営ひたち海浜公園を中心に、水戸の偕楽園・弘道館と、一大ポートレートロケ地が集中しています。
国営ひたち海浜公園(ネモフィラ)
4月下旬〜5月上旬、みはらしの丘を青く染め尽くす約530万本のネモフィラは、日本が世界に誇る花の絶景スポット。丘の頂上から見渡す限り青い花の海と青空が重なるシーンは、比類なき撮影背景です。花の中を歩くポートレート、丘の下から見上げるアングルなど多彩な構図が楽しめます。入場料は季節によって変動(ネモフィラ・コキアシーズンは500〜600円)。
国営ひたち海浜公園(コキア)
10月中旬のコキア紅葉は、みはらしの丘がワインレッド〜真紅のグラデーションに染まる圧巻の光景。約3万2000本のコキアが一斉に紅葉する時期は短く、見頃はわずか1〜2週間。夕暮れ時の逆光に輝くコキアのシルエットポートレートは芸術的な美しさです。春のネモフィラとはまた違う、深く豊かな色彩の世界が広がります。
偕楽園(梅)
日本三名園の一つ・偕楽園は、2月中旬〜3月中旬に約3000本の梅が咲き誇る梅の名所。白梅・紅梅・緋梅が混在する園内は芳醇な香りに包まれ、凛とした冬の光の中での梅ポートレートが楽しめます。好文亭(茶室)と梅の組み合わせは水戸を代表する撮影シーン。夜梅祭のライトアップ期間は幻想的な夜間撮影も可能です。常磐線水戸駅から徒歩約15分。
弘道館(梅・紅葉)
水戸藩の藩校として建てられた弘道館は、日本最大の藩校跡。梅の名所としても有名で、偕楽園と合わせた水戸の梅めぐりが人気コース。秋は銀杏の黄葉が美しく、歴史的建築物と季節の木々の組み合わせが趣ある背景を作ります。
大洗・鹿嶋エリアのおすすめスポット
茨城の海岸線は太平洋に面した雄大な景観が特徴。大洗の磯、鹿嶋神宮の森と、多彩な海辺・自然のロケ地が揃います。
大洗磯前神社(神磯の鳥居)
太平洋に突き出た岩場に立つ「神磯の鳥居」は、茨城を代表するフォトスポット。日の出の時間帯に鳥居と朝日・波を組み合わせた写真は、圧倒的な神秘的な雰囲気。荒波が鳥居を打つシーンは特に迫力があります。鳥居の前の岩場に立っての撮影は許可されていないため、岸からのアングルが基本です。
大洗海岸・サンビーチ
太平洋に面した大洗の海岸は、荒涼とした冬の海から爽やかな夏のビーチまで、季節によって全く異なる表情を見せます。アニメ「ガールズ&パンツァー」の聖地としても知られ、ファンによるロケ地巡りも盛んです。海岸線が長く、人を避けた撮影がしやすい点も魅力。
鹿島神宮
関東最古の神社の一つ・鹿島神宮は、樹齢数百年の杉の巨木が立ち並ぶ荘厳な参道が見どころ。木漏れ日の中の参道ポートレートは神秘的な雰囲気で、和装・白ワンピース系のポートレートに特に人気があります。要石・御手洗池も趣ある撮影スポット。
笠間・筑波エリアのおすすめスポット
内陸部には、陶芸の町・笠間と筑波山という個性豊かなスポットが。
筑波山
関東平野にそびえる「西の富士、東の筑波」の筑波山は、山頂から関東平野を一望できる展望ポートレートスポット。春(5〜6月)のツツジ・シャクナゲ、秋(11月)の紅葉が特に美しい。山麓の薬王院や神社周辺も趣ある和の撮影スポットです。ケーブルカー・ロープウェイでのアクセスも楽しめます。
笠間稲荷神社・つつじまつり
日本三大稲荷の一つ・笠間稲荷神社は、4〜5月のつつじまつり期間に境内がツツジで彩られます。笠間の陶芸の街並みは、ギャラリーやカフェが点在するアート系ポートレートにも向いています。
霞ヶ浦・土浦エリアのおすすめスポット
霞ヶ浦
日本第2位の面積を誇る霞ヶ浦は、広大な湖面と広い空が融合したスケール感のあるポートレートスポット。夕暮れ時の湖面に反射する茜色の空、早朝の霧が立つ幻想的な湖面は、他では撮れない唯一無二の背景を提供します。湖岸のサイクリングロードや帆引き船(9〜11月)も風景のアクセントになります。
牛久大仏・あじさいの里
高さ120mの世界最大の青銅製大仏・牛久大仏は、圧倒的なスケールのポートレート背景として唯一無二の存在。大仏殿周辺の花畑や入場者向けの植物園も充実。6月の紫陽花の時期には「あじさいの里」として多数の紫陽花が咲き、大仏と紫陽花の組み合わせが楽しめます。入場料800円。
袋田エリアのおすすめスポット
袋田の滝
「日本三名瀑」の一つ・袋田の滝は、落差120m・幅73mの豪快な滝。4段に流れ落ちる様子から「四度の滝」とも呼ばれます。新緑(5月)と紅葉(10〜11月)の時期が特に美しく、滝と季節の色彩のコントラストは圧倒的な背景です。冬(1〜2月)には全面凍結することもあり、氷瀑ポートレートも楽しめます。
季節別おすすめ撮影スポット
- 春(3〜5月):梅なら偕楽園、ネモフィラなら国営ひたち海浜公園。3月・4月・5月の記事も参照。
- 夏(6〜8月):大洗の海岸、牛久大仏の紫陽花、霞ヶ浦の夕景。6月・7月・8月の記事も参照。
- 秋(9〜11月):コキアなら国営ひたち海浜公園、紅葉なら袋田の滝。9月・10月・11月の記事も参照。
- 冬(12〜2月):氷瀑なら袋田の滝、梅の先駆けなら偕楽園。12月・1月・2月の記事も参照。
茨城でポートレート撮影をするときのコツ
国営ひたち海浜公園のネモフィラ・コキアシーズンは週末の混雑が非常に激しく、公式サイトでの開花状況確認と平日来訪を強くおすすめします。茨城は車でのアクセスが便利なエリアが多く、レンタカーを活用すると複数スポットを効率よく回れます。大洗の神磯の鳥居で日の出を狙う場合は、夜明けの時刻に合わせた早起きが必須です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 国営ひたち海浜公園のネモフィラの見頃はいつですか?
例年4月下旬〜5月上旬(ゴールデンウィーク前後)が見頃です。ただし気温や天候によって1〜2週間前後することがあるため、公式サイトの開花情報を事前に確認することをおすすめします。混雑のピークはGW期間中で、平日早朝の来訪が最もおすすめです。
Q2. 偕楽園の梅の見頃と撮影のコツは?
例年2月中旬〜3月中旬が見頃です。品種によって開花時期が異なるため、約3000本の梅が咲き揃う2月下旬〜3月上旬が最も見ごたえがあります。朝の柔らかい光の時間帯(8〜10時)が梅の白さを美しく引き出します。夜梅祭のライトアップは2〜3月の週末に実施されます。
Q3. 茨城で日帰り撮影旅行をするならおすすめのモデルコースは?
【水戸・ひたちなか1日コース】東京から常磐線特急で水戸着(約1時間10分)→偕楽園(梅シーズン)または弘道館→ひたちなか行で国営ひたち海浜公園→水戸駅帰還。ネモフィラ・コキアシーズンは公園に終日いてもOKです。
Q4. 茨城でコスプレ・特撮ポートレート撮影に向いたスポットは?
鹿島神宮の杉並木参道(神秘・和風)、大洗磯前神社(神話・海)、袋田の滝(ファンタジー・自然)などが世界観のあるコスプレ撮影に向いています。ただし、神社仏閣での撮影ルールは施設ごとに異なるため、事前確認が必須です。


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